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ウイルスは正しく怖がろう

どうも!職業訓練生のがっちゃんです!

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 世間は今、新型ウイルスが怖い怖いと大騒ぎです。医療従事者、介護従事者の皆さんは本当に大変なことと思います。私も17年ほど福祉の世界で働いていたとき、SARSやMERS、新型インフルエンザなどが流行して大変だったことを思い出します。

 その時は今回ほどの感染者数ではありませんでしたが、大変だった覚えがあります。マスクも数ヶ月手に入らなかったこともありました。2018年〜2019年のインフルエンザでも全国で数千人の死亡者が出て、感染対策を懸命にしたことを覚えています。ワクチンがすでに開発されているインフルエンザでも数千人の人たちが死ぬんだな、って。あの時も大騒ぎしましたけど、今よりもっと冷静に対応できていたと思います。

 ウイルスに対して怖がって、感染対策することはとてもイイことだと思います。でも、恐怖だけが先行し大騒ぎして、過剰に感染対策をするのはどうなのかな!?と、最近私は疑問に思うのです。

 今回はウイルスについて「正しく理解することの重要性」と「正しいウイルス対策」についてお伝えしたいと思います。最後に「感染症の理解」というファイルをダウンロードできるようにしていますので、よかったら最後まで読んでくださいね。

MRSA保菌者の入所で大騒ぎ

 大騒ぎで思い出したことがあります。もう十年以上前の話ですが、グループホームにMRSA保菌者の利用者さんが入所することになりました。高齢者の方が施設に入所するときには必ず「健康診断書」の提出をしていただきます。これにより、グループホームでは本人が「どれくらいの認知症にかかっているのか」「主な感染症の状況」などについて申告されるのです。

※MRSA(メチシリン耐性黄色ブドウ球菌)の略で、抗生物質に対し耐性遺伝子をもち、治療が思うように進まず、患者の抵抗力が弱いと重症化し死亡する事例が少なくありません。この菌自体は非常にありふれた菌で、私たちの髪の毛や鼻の粘膜などもよく付着しているもので、抵抗力があれば特に問題ありません。接触や飛沫によって感染していきます。

 当然これらの資料は施設内のスタッフに情報共有されます。血液検査の項目でMRSA保菌者を示す「MRSA+」を見た年配の介護職員が、その健康診断書を手に持ち、血相を変えて管理者である私のところにやってきて「あなた!これ見たんですか!?MRSAの患者を入所させるなんてどういうことですか!?」と怒鳴られました。「いや、ちゃんと見てください。MRSA+++の感染者じゃないですよ、ただの保菌者ですよ。」と私は冷静に返事しながらも、「何も知らないからこんなこと言いに来たんだろうな。施設内研修でもっとみんなに知ってもらわないと。これは管理者としての落ち度やな」と思った覚えがありました。

賢明な皆さんならもうご存知でしょうが、施設側にはMRSA保菌者というだけで差別をして入所を拒否してはいけない「応諾義務」(正当な理由がないかぎり拒否してはいけない)があります。B・C型肝炎やHIV感染症についてもそうですね。これは感染経路が限定されており、日常生活において感染する可能性が極めて低いとされているからです。

 市町村の研修や実地指導などでも必ず説明がある「応諾義務」ですが、知らない介護職員はたくさんいます。ですから管理者は施設内研修で介護職員にキチンと説明し周知してもらい、差別をなくしていく努力をする必要があります。

 MRSA保菌者というだけで差別をした介護職員は別に悪気があった訳ではありません。施設内で感染症が蔓延すれば大変なことになると、真剣に考えてくれたからこその言葉だったのだろうと思います。

 今回は、MRSA保菌者と感染者の区別がつかなかったこと、たまたまMRSAという感染症について、ウイルスの恐怖だけが先行し、正しく理解していなかっただけ。しっかり勉強して理解すればこんなに大騒ぎすることもないのです。

未知のウイルスを勉強して正しく怖がろう

 そんなわけで、ウイルスについて「何も知らない」というのはとても怖いことと思います。今回大騒ぎしているのはきっと、何も知らないウイルスが世界中に蔓延しているからなのでしょう。昔のMRSAで大騒ぎした介護職員を思い出したのは、その時の介護職員と同じように今、世界中の人たちにウイルスの恐怖だけが先行し、正しい知識が提供されていないんじゃないか!?と心配したからです。

 この国のえらい人が、ただただ「未知のウイルスは怖い」だけを伝えるのではなく、このウイルスはどのような性質のウイルスで、どれくらいの感染力を持っているのか!?感染経路はどこからなのか!?感染対策はどのようにすればイイのか!?これらの正しい知識を伝えていくことはとても重要と感じるのです。

 ワクチンを早急に開発することも、とても重要なことなのでしょう。でも、何もかも知りつくされているウイルスで、ワクチンも開発されているあのインフルエンザでも多数の死亡者が出ています。私は、ウイルス(敵)の情報を勉強し、正しい知識を身に付け、感染症を予防することが一番大切だと考えます!

 現状、この国のえらいひとは、テレビやネットを通じて「今日も感染者が増えた」とか「あの有名人も感染」「医療現場は大混乱」と恐怖や不安をあおる事ばかり。もう新型ウイルスが怖いことは重々承知しました。「不要不急の外出は控えて」「三密の場所に行かないこと」「仕事はテレワークで!」「学校行かないで!」など、感染症対策メチャクチャハードル高いことばかり言っている。

 私よりウイルスのことに詳しいエライ人がいっぱいいるんだから、もっと誰もが実現可能で効果的な感染症対策を言わないとダメでしょうに。業務を遂行するうえで一番大事なことは「誰もが実現可能なことを提案する」ことでしょう。誰もが実現可能で効果的な感染症対策、それはとてもカンタンなこと。

 手洗いうがいの励行と、人と極力接触しない。

 これさえ徹底できれば感染予防できる。介護の現場で「感染症を予防するには何が一番重要か!?」と考えたとき、施設に来たら「手洗い・うがいの励行・マスク着用」でウイルスを持ち込まない。一人介護するたびに必ず「手洗い」「使い捨て手袋の交換」をする。時間があるときは「うがい」する。家族さんが面会するときは、手洗い・うがい・マスク着用してらって、面会時間は控えめに。これが施設の職員全員が「実現可能で効果的な感染予防策」でした。

 これをやっていればほぼ感染しない。それでも何事も完璧に防ぐ対策なんてありません。あとは自分の健康状態を万全にしておくこと!今は自粛自粛が連呼され、メンタル的に不安定になっている人、運動不足で体力が落ちている人は多いはず。新型ウイルスだけに考えをとらわれず、総合的な健康管理をしてください。自己免疫能力を高めておくことが感染予防の最終防衛ラインです。

自分をしばりすぎないこと

 人の密集しているところに出かけるのはダメだけど、たまには人の少ないところに外出してもイイと思う。人に接触しなければ感染することもさせることもないんだから。外出全部ダメ、みたいな風潮になってますが、外出控えすぎてストレス溜めてメンタル不調になったら新型ウイルスどころか心の病にかかっちゃいますよ!

 日課として毎日、早朝や夕方にウオーキングなどの運動も1時間くらい(負担のないくらいで)やりましょう!気分転換にもなりますしね。長期間、自宅待機やテレワークしてると運動不足で体力が落ちているはずです。新型ウイルスだけでなく、他の怖い病気にかかっちゃいますよ!

上のことができない方は、少なくとも毎日、太陽の光を外で浴びるようにしてください。でないと体内時計が不安定になり、生活リズムが崩れてしまいます。また、気分も安定しなくなります。体調不良にもつながりますから、朝夕、日課として必ず外で太陽の光を浴びる時間を15~30分くらいでいいので作るようにして、自分の健康を保つようにしましょう。

 世の中で言われていることを気にして自分の行動を縛りすぎて他の病気にかからないようにしてくださいね!何ごとも無理をしすぎれば身体を悪くしてしまいますからね。

感染症について正しい理解を!

 最後に、私が以前ネットで調べてシャカリキになって作成したものです。介護施設でお目にかかるであろう(ということは一般的によく知られているであろう)感染症についてのまとめをPDFファイルで添付しておきます。25ページありますので、印刷する際はご注意を!

 新型ウイルスが流行っている今、感染症についてしっかりと理解しておくことはとても大切かと思います。人類は現在まで、様々な未知のウイルスに対応し、打ち勝ってきました。それはひとえにウイルスを正しく理解し、感染予防対策を講じてきたからです。怖がるだけでなく、ウイルスと戦う方法を考えてきたからこそ打ち勝ってきました。今回の新型ウイルスも過剰に怖がるだけでなく、新型ウイルスを正しく理解し打ち勝つ方法をみんなで考えていきましょう。

 そのためにも介護や医療の現場で働いている人だけでなく、世の中の皆さんが感染症について正しく理解して、過剰に怖がらず、感染者やその関係者を差別をせず、冷静に対処できる知識を身に付けていただければ幸いです。

それでは本日も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!

そういや「シャカリキ」ってきょうび聞かねぇなぁ。

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