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介護職員の給料が安い理由

給料が安いのは私たち自身の問題だ

結論から言うと「プロ意識を持って仕事をしている職員が少ない」ということ。

 見出しの理由が分かる人が、いったい何人いるだろうか?ちょっと介護の現場を覗いてきた人間が言うのではなく、いち職員として、管理者として介護の現場を14年見てきた私の言葉です。もしもあなたが、介護職員として働いているのなら、胸を張って「プロ意識をもって働いている!」と言えるかどうか、自分の胸の内に聞いて欲しい。

 一生懸命やっている介護職員が大方だろうと思う。でも、ただ一生懸命やってるだけで終わってませんか?常に自分の目標をもって介護をしていますか?プロ意識をもって仕事をしていますか?

 良くない声かけをしたり、良くない介護をしているのは少数なのだろう。

  施設に入ったとたんにする尿臭。利用者さんへの何気ない声かけ「ちょっと待って!」「そんなことしたらアカンやん!」「何べん言うたら分かるの!?」

施設の尿臭はしょうがない、とか、他人が言っていることやから俺には関係ない、なんて思ってませんか?

 もし、そう思っているのなら、あなたたちも同罪です。すぐに注意してあげてください。ほかの職員の良くないことに知らないフリ、放っておくのは、あなたも同罪です。

 そんなことで、本当に給料が上がると思いますか?そんな光景を見てきた私は「介護の仕事は月給安いのは当たり前やわ」と思うわけであります。

最低限の接遇マナーは守って欲しい

 私は、介護というのは究極の接客サービスと思っています。この平和な日本を作ってくれた人たちに、最大限の感謝を伝えたい。ホテルの接客サービスを超えるくらいのものを提供したい、と思っています。そこまでは無理なのかもしれませんが、コンビニのバイト店員さんくらいには接客をしてほしいなと思うわけです。

 コンビニに行くと、玄関入るなり、「いらっしゃいませ!」って元気に迎えてくれます。狭い店内でも売っている場所が分からなければイヤな顔ひとつせず「こちらでございます」と言いながら現場まで案内してくれます。支払いの時も必ず両手でお金を受け取り、両手でおつりを返してくれます。最後に「ありがとうございました!」と、これまた元気に言ってくれます。安っすいお菓子ひとつ買っても同じ応対をしてくださいます。

 「そんなのマニュアルどおりやってるだけ」と思いますか?そのマニュアル通りもできていないのが今の介護の接遇マナーだと思うんです。入職時に新人研修で接遇マナーを教え年間施設内研修計画でも、各職員に接遇マナーを教え、日々の言葉使いが適切でなかった時にはその都度注意し、それでも言葉使いが適切でない時は、個別で接遇マナーを教える。

 それでもしばらくすると、また言葉使いが乱れてくる。何度同じことを教えても身に着けてくれない。こんなんでホンマに給料上げてほしいとマジで思ってるんか?と、いつも思うわけです。誤解を覚悟で言わせてもらえれば

「そんな基本の接遇マナーもできへんのに給料上がるわけないやんか!」

プロ意識をもって仕事をしよう

 同じ国家資格である「介護福祉士」を持ち、同じ実務経験を積んでいても、プロ意識にレベル差がものすごくある。介護士不足を補うため、介護福祉士を一気に増産しすぎた弊害なのかも知れません。

プロ意識というのは

自分自身が仕事に取り組むうえで常に意識すること。

自分が仕事にのぞむための決意表明、なんだと思う。

 介護業界に入ったときの自分の気持ちを思い出して欲しい。プロの介護士になろうと、一生懸命に勉強したと思う。それを今一度思い出していただきたい。

私は、営業一年生の時に先輩から教えてもらった「プロとは何か?」という紙を常にカバンに入れて持ち続けています。

その内容は、以下のとおりです。

(1)プロとは何か!?

 第一条 プロは誰よりも豊富な知識と経験を持つ。しかし、それは与えられたものではなく、自分の努力で獲得したものである。

 第二条 プロは何よりその仕事が大好きである。しかし、好きなるがゆえに苦しみも倍加する。プロはその苦しみを乗り越え向上し続けることに限りない生きがいを感じている。

 第三条 プロとは言い訳をしない人である。言い訳とは責任を自分以外の原因に転換させることだ。

 第四条 プロとは障害を認めない人である。従ってどのような障害があっても、求める必要な結果を必ず達成する。

 第五条 プロとはいかなる時にも、決して弱みを見せない人である。

 第六条 プロとは決断力が速く、チャンスを決して逃さない人である。

 第七条 プロとはどの様に仕事をしたかではなく、どのような仕事をしたかによって評価される。

 第八条 プロとは最終的に数字で評価され、経済的報酬で差がつく。

 第九条 プロはどこへ行っても銭の取れる実力のある人をいう。

 第十条 プロとは常に現状における自己否定を繰り返し、自己革新を続ける人である。従って2ヶ月経って何の変化もなければ既にプロではない。

(2)アマの領域とは!?

 第十一条 アマはマイナスが乗るとそれに輪をかけて更にマイナスにしてしまう。マイナスをプラスに変えることの出来る人をプロという。

 第十二条 アマの領域では、どんなに上手に出来てもそれは単なる模倣に過ぎない。独創性がなければプロとはいえない。

 第十三条 アマは他人の評価に左右される。プロは他人の意見を聴くが自分で価値判断を下す。

 第十四条 アマはこれがあるから出来ないと思う。プロはこれさえ解決すればできると考える。

 第十五条 アマは変化が来たときダメだと思う。プロは変化が来たときチャンスだと捉える。

 第十六条 アマはいつもやり直しが効くと思う。プロはいつもこれが最後だという一期一会の精神で挑む。

 第十七条 アマは見逃すことが多いがプロは何をやってもみな仕事に結び付けて考える。

 第十八条 アマは自分が出来るだけで満足する。しかし人に教えることができてこそプロと言える。

 第十九条 アマは途中で諦め投げ出す。プロは諦めを知らず、最後まで食いついて離れない。

 第二十条 アマは仕事以外に生きがいを持つ人。プロは仕事そのものに生きがいを持つ人。

(3)プロの哲学とは!?

 第二十一条 プロはひたすら飽くことを知らず、基本原則を繰り返す。

 第二十二条 プロはマンネリの克服法を知っている。マンネリは自分で脱するより他に方法がないことを、そしてマンネリは自分に対する甘えから生れることを知っている。

 第二十三条 プロはもうこれで良いという限界を知らない。なぜならプロは見果てぬ夢を追い続けるロマンチストだから。

 第二十四条 プロはどんな些細なことにも常に全力を奮って立ち向かう。

 第二十五条 プロは最大の敵が自分自身であることを知っている。

 第二十六条 プロには慣れはない。常に初心である。初心を忘れ去る時、堕落が始まる。

 第二十七条 プロは常に勘を磨きつづける。

 第二十八条 プロは理論武装を怠らない。

 第二十九条 プロには休息がない。しかし、ゆとりは充分にある。

 第 三十条 プロは孤独である。誰の助けも期待しない。

(4)プロへの条件とは!?

 第三十一条 本物のプロになりたいと思う誰よりも強い執念を持つこと。

 第三十二条 人よりも多くの時間を仕事のために使え!時間は誰でも同じように与えられている平等な、そして最も貴重なお金では買えない資源である。

 第三十三条 説得力を身につけよ。説得の第一歩は他人の話を真剣に一生懸命に聞くことから始まる。

 第三十四条 毎朝新聞をよく読め。そこには必要な99%の知識と話題が、そしてヒントが一杯ある。

 第三十五条 誰よりも豊富な情報を自分の力で集めよ。アンテナが高くなくては情報は入ってこない。

 第三十六条 悩むよりまず身体を動かせ、じっとしていては妄想ばかりで知恵も出てこない。

 第三十七条 身銭を切れ。自己の向上のためには惜しみなく投資せよ。形あるものはいつかはなくなるが、身についた知恵はいつまでも残る。

 第三十八条 具体的な目標人物を身近なところで発見せよ。そしてその人に追いつき追い越す努力をせよ。追い越したら更により高い目標人物を目指せ。

 第三十九条 その専門分野について、プロはより多くの事例を持つ。少なくとも一つのテーマについて200以上の事例を集めよ。

 第 四十条 少なくともプロになろうと思うのなら2年間は全力投球してみよ。それでもダメだったらそこで初めて諦めよ。それまでは一分間たりとも脇見をするな。

 自分も正直、完ぺきなプロであるとは思っていません。また、常にプロ意識を持ち続けることは大変なことだと思います。そのために、私はこの紙を持ち歩いています。また、自分を戒めるために、何かにつけてこれを読むようにしています。

これを読み返して、完ぺきなプロに近づこうと努力をしています。

皆さんは、どのようにしてプロ意識を持ち続けていますか?

みんなの意識が変われば給料も増える

 介護報酬が上がらない限り、給料が上がるわけがないと、あきらめないでください。給料が上がらない原因は、それもあるでしょう。でも、それ以前に、経営者にバカにされているから給料上がらないんじゃないか?と思っています。「結局、その程度の介護しか提供できないんでしょ?なら、これくらいの給料でいいんじゃね!?」「その程度の介護しか出来ないヤツを雇ってやってるんだから、安い給料でいいだろ」と思われている気がしてならないんです(※あくまで個人の感想です)。

だから、私は経営者を見返してやりたい!私たちはこれだけ素晴らしい介護ができるんだ!こんな私たちを退職させたら、この法人にとって大きな痛手をこうむるぞ!ほかの法人から引く手あまたなんだから退職されないように給料を上げろ!待遇を良くしろ!と言えるくらい、自分にプロ意識をもって仕事をしよう!

 あと、仕事が大変なら「大変なんです」「しんどいです」と声を出そう。辛いのが当たり前と思って、そのままにしていたら職場の環境なんて、ひとつも変わらない。経営者は、そんな現場のことなんか見えていない。どっちかというと、「最善の労働環境を提供してやってる」くらいに思っている。経営者に遠慮するな!経営者と労働者は対等なんだ!給料もらっているから下じゃない。私たちは労働という対価を支払っている!堂々と言え!ボーナスもらって経営者に「ありがとうございます!」って言ってるうちは負け。そこには上下関係が残っている。「ボーナス出せるくらい俺たちが働いてやったんだぜ!」とまで言わなくとも「俺たち、頑張ったな!」くらい言ってやればいい。

そう言えるくらい、自分にプロ意識を持って仕事をしよう!

それでは本日も最後までお付き合いいただき、本当にありがとうございました!

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