どうも!職業訓練生のがっちゃんです!
ただいま長期人材育成コースの「情報セキュリティ管理者資格」2年コースを絶賛受講中です。
50歳にして、介護の世界からIT業界への転職を目指しています!
じつは!来週の授業で、1年のカリキュラムのほぼすべてが終わるそうです。
残るは3月に実施される「企業実習」というヤツがあるだけです。
これを2週間やりとげれば、1年間の職業訓練が完全終了。
そんなわけで、これまでの1年間の授業を振り返ってみて、来年、同じように長期人材育成コース「情報セキュリティ管理者資格」2年コースを目指す方への参考になればと思います。
振り返れば内容の濃い一年だった
実際、4月に始まって今まで、ずっと勉強し続けていた感じですね。あ、休みもちゃんとありましたよ。長期休暇だってありましたたしね。
自分なりに「低賃金で、責任だけが重い管理者になっても現場重視のプレイングマネージャーで、身体ボロボロになるまで働かされる介護業界には絶対戻りたくない!」という目標を達成するために、この1年を過ごしてきた。だから早く感じたんだと思います。
それと、授業内容も充実していたからだと思います。以下で授業内容をお伝えしますが、初心者にしては、盛りだくさんの授業だったと思います。講義ノートも「ちょっとメモ取るだけやろな」と思いきや、1年間で膨大な量になりました。大阪では2つの学校が、この「情報セキュリティ管理者資格」2年コースの授業を提供してくださっていますが、もう一つの学校は授業時間が半分だった(来年度は逆に、もう一つの学校さんのカリキュラムの方が授業時間が格段に長くなってます!)。
授業時間だけで判断するのは如何なものかとは思いますが、自分なりに、しっかりとした目標があれば、逆に授業時間の少ないほうがオススメ。逆に、「目標ないし、さぼり癖あるし、他人に流される」傾向にある人には授業時間多いほうが、しっかり勉強できるのかな?あ!「2年間ラクして、おカネだけもらえれば、それで目標達成!」という考えの方には授業時間少なめのほうがいいのかなぁ、とかなんとか。
いずれにせよ、2年という時間を生かすも殺すも、あなた次第です、というところですね。
授業内容紹介
このブログを立ち上げる一つの目標として、「わたしが受けた授業内容をすべてアップロードする」というのがあったのですが、実際にはそうはいきませんでした。毎日が内容の濃い授業でした。一日の授業時間は6時間。厳密にいうと1コマ50分の授業が、午前の部3コマ、1時間の昼休みをはさんで午後から3コマという形で進みます。
最初は1日の授業内容を家に持ち帰って、復習をかねてブログにアップして・・・、という考えでしたが、なかなか。
1日の授業内容が濃すぎて、毎日が脳みそパンク寸前でした。それでもなお「あの言葉ってどういう意味なんだろ?」とか「あれを再現するためにはこのやり方で良かったっけ?」などと悩んでは、休憩時間に学校の先生とグーグル先生に教えてもらいながらノートをまとめて1日を終えるのがやっとのことです。
ようやく週末に復習ができるのですが、実際、1週間の授業をすべて復習する時間はありませんでした。1部の授業で、「これだけはしっかり学習したい!」ってとこだけ復習できるような感じです。
こんなこと、一生懸命勉強している子どもたちには言えませんね。
ここでは、この1年で行われた授業内容を、題名だけご紹介したいと思います。詳細の授業内容は、後日少しずつでも授業ノートをまとめてアップロードしていきたいと思っています!
受講した授業一覧
年 月 | 授業内容 |
2019年4月 | パソコンに慣れる。パソコンの仕組み。アプリ開発ソフト「eclipse」の操作とjavaで「自動販売機」。就職支援(自分を振り返り、スキルを棚卸、アクションプランシート作成)。 |
5月 | ITパスポート受験対策。JAVAscriptの基本と時間の表示。就職支援(模擬面接)。Javaおさらい。 |
6月 | エクセル関数、dockerで仮想環境、サイコロゲーム、占いサイトの作成。「モンスターとバトルゲーム」によるオブジェクト指向、MySQlデータベースコマンド。就職支援(履歴書、職務経歴書作成)。 |
7月 | accsessによるデータベース作成。VSCodeで映画館チケット予約サイト作成。javaとMySQLで家計簿。Java基本コード試験。就職支援(履歴書、職務経歴書、希望職種について)。 |
8月 | javaSwingでゲーム2種、家計簿作成。情報アーキテクチャ(要件定義、弁当屋のアプリ開発演習、ネットワーク基礎)。基本情報技術者試験対策。就職支援(履歴書、職務経歴書作成、性格診断テスト)。 |
9月 | 基本情報技術者試験対策。XAMPPによるMySQL、HTML公開テスト。弁当屋のアプリ開発演習。就職支援(プレゼンテーション)。 |
10月 | 基本情報技術者試験対策。Basic認証(PHP)、Cookie&Session。サーバ構築(CentOS7)。MBSD2019セキュリティチャレンジ課題応募。就職支援(個別面談)。 |
11月 | MBSD2019セキュリティチャレンジ課題応募(WAFでJuiceshopサイトを守れ)。SQLインジェクション、セッションハイジャック。javaでnumberゲーム作成。就職支援(キャリア振り返りシート)。 |
12月 | WordPressによるサイト構築演習。MBSD2019セキュリティチャレンジ東京決勝大会出場。Javaで双六ゲーム作成。GitHubの使い方。就職支援(スキルシートの作成)。 |
2020年1月 | WordPressによるサイト構築演習。MBSD2018課題チャレンジ(脆弱性診断とフォレンジック調査)。Javaで教室内で使えるメッセージアプリ作成。就職支援(履歴書、職務経歴書最終版作成)。 |
2月 | MBSD2018課題チャレンジ。Git、GitHubによるバージョン管理。JavaでメッセージアプリGUI化。就職支援(企業実習先の説明、個別面談)。 |
3月 | 企業実習。補習。 |
いやあ、今までの講義ノートを振り返って作成してみましたが、ノートの枚数が半端なくって、読み返すのが大変でした。しかも、春・夏の頃の講義が半分くらい思い出されへんし。また勉強やり直しやなぁ。
成績発表!
今年度の成績表が届きました!こんなの出してくれるんですねぇ。キチンと評価がなされている証拠なんでしょうし、自分がどれくらいの出来栄えだったのかもこれで分かりますよね。以下のように、6つの評価項目に分けての評価になっています。

まぁ、「中のなかの中」、ということですかねぇ。常々子どもたちには「〇〇の成績が悪い」とか、「もっとしっかり勉強せなアカン」とかなんとか言っている割には、自分の成績は中くらいって。これでは子どもに成績のことでエラそうに言えません。「成績表は他の人と見せ合いをしないように」とか言われて配布されましたが、他人の成績は気になるもの。数名の方に見せてもらい、今までの授業での発言なんかを考えれば、「みなさん、適正に評価されているなぁ」と。
私の成績も、まぁ、こんなものでしょう。これくらいしかできないわけですから、5点や4点はもらえません。そんないい点数もらったら逆に天狗になってなんも勉強しなくなるというものです。この評価を参考に、これからの勉強内容を自分なりに考え、また復習もやっていこうと思います。
来年度のカリキュラムは開発演習が中心
私たちの来年度のカリキュラムが最近、ザックリ出来上がったようです。来年度はやはり就職活動がメインになるので、グループによる開発演習が中心になるようですね。講義は少なくなるようです。私たちの先輩方の1~3月の予定表を見ていると、ほとんど自習日になっています。週に1回くらいしか授業がない感じ。就職活動の最後の追い込みと、これくらいになるともう、就職先が決まって、それぞれの会社に研修に行かれているようです。
グループでの開発演習は、チームメンバーが重要ですよ!ITの勉強の理解度は、これは仕方がありません。そんなのは関係ないんです。「よく休む人」や「向学心のない人」「相手を思いやれない人」と一緒になると、個人の負担が大きくなります。役割分担したのに、自然と「やる人」に集まってくる。ま、会社と一緒と思ってください。自分の理解度が低いから、よく休むから「私はこれだけで結構です」とか聞くと、「せっかくの勉強できる機会がなくなって、もったいないなぁ」と、私は思うんですけどねぇ。来年度はどんなグループ構成になるのかなぁ。
来年度が始まるまでに何をすべきか?
2月の後半戦と3月一杯は、補習と企業実習先の説明会、企業実習という名目で、授業が埋まっていますが、欠席しても欠席扱いにはならない日が大半です。学校側ははっきりとは言いませんが、企業実習日以外は自習日のようなもので、サボる気満々の人には事実上の長期春休みのようなものでしょう。
私の場合、ここで気持ちをゆるめてしまうと、もう自分の将来が消失するのも同然です。
4月には基本情報技術者試験に再度チャレンジ。また、この間に、MOSなどの民間資格を一つでも取得しておきたいところ(実際、就職で資格が必要かというとそうでもないようです。先輩方にうかがうとやはり「人となり」を重視しているようですが)。
自分なりに目標を書き出して、いろいろとチャレンジしていきたいと思っています。
上の子どもも、来年度は高校受験。わたしは就職活動。それぞれに大きな目標にチャレンジする年度でもあります。親としては子どもには負けたくない、無様な格好は見せたくないと思っています(すでに基本情報技術者試験落ちて、無様な格好を見せてますが)。
まとめ
遅すぎるのかも知れませんが、この1年でITの勉強のコツが分かった気がします。授業が始まったときは、先生に教えてもらうことがあたり前と思っていましたが、半分は合っているとは思いますが、半分は間違っていると思う。
通常の学校の授業に慣れきってしまっていたのなら、先生に全部教えてもらうのが当たり前かと思うでしょう。しかし長年、社会にもまれて生きていると、解答は1つだけではないことは周知の事実。どこかの名探偵さんと違って、この世の中には「真実はいつもひとつ!」なんてことはないんですよね。真実は人の数だけあるんすよ。ちょっと量子論的な考えですが。
いろいろな情報を収集し、答えをすぐに欲しがらず、自分で考えて考え抜いてなお、他の人たちの意見も聞いて答えを出す。様々な「答え」というパーツの集合体から思考を生み出すことが大切なのかな、と思います。
これが「複雑怪奇なIT」の勉強のひとつなのかなと考えています。
勉強すれば勉強するほど、様々なものが複雑に絡み合って、わけが分からなくなるITの世界。特にネットワークの世界は勉強すればするほど分からなくなる。同じことを再現しようとして、同じようにしてもうまくいかないのだ。だからなおのこと深く思考する。
これがまた、たまらなく面白い。一度ハマりこんだらもう、底なし沼のように考えにふけってしまう。調べてしまう。推理小説が好きな人は、ITの勉強、にハマるかも知れませんね。
来年はどんな面白い演習が待ち受けているのでしょうか?そんな考え方は、純粋に勉強することとしてはイカンのでしょうが、自分としては面白い開発演習を期待しています。
それでは、本日も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!