どうも!職業訓練生のがっちゃんです!
ただいま長期人材育成コースの「情報セキュリティ管理者資格」2年コースを絶賛受講中です。勉強の予習復習のため、また、同じコースを目指す方の参考にしていただくべく自分の勉強した足跡をできるだけ詳しく残すようにします。
♪お願い♪
あくまで私が理解したことですので、超初心者目線の内容になっています。また、超初心者ゆえの間違いが多々あるかと思います。そのあたりは優しい目で見守っていただき、目に余る間違いにつきましてはお知らせいただけますと大変勉強になります。
ご注意!
今回DockerをインストールするOS環境は「Windows10 64bit Home」です!
他のOS環境の人は、別のサイトを参考にDockerをインストールすることを強くオススメします!Win10ProのOSをお持ちの方は、「Hyper-V」というのが使えるので、全く別のインストール方法になります!
Dockerって、なんぞ!?
だれでも使える仮想化技術で、実際の本番環境を仮想的に作成し、アプリケーションの開発が可能となります。そのため、実際の本番環境に配置した際、実行環境やライブラリのバージョンが違うことにより「アプリ動きませんでした」ということがなく実行することが可能となります。
実際の本番環境にログインしてアプリを開発せずに、ローカル(仮想環境)でアプリを作成したり、テストできるのがメリットでしょうか。
小難しいことについては、他のサイトで色々と紹介されています。
私には以下のサイトが分かりやすかったのでご紹介させていただきます。
ITソリューション塾
【図解】コレ1枚で分かるコンテナ型仮想化とDocker
https://blogs.itmedia.co.jp/itsolutionjuku/2015/05/docker.html
Dockerをインストールするための下準備
Dockerをインストールするためには、Docker用のIDとパスワードが必要となります。まずは公式HPへ向かいましょう。
上記サイトから「Sign up for Docker Hub」をポチッと押すと、以下のような「Create a Docker ID」画面になります。
好きなIDとパスワードを入力し、実際に使えるE-mailアドレスを入力して「Sign Up」ボタンを押します。入力されたE-mail アドレスにDocker から、以下のようなメールが届いていますので、「Confirm Your Email With Docker」をクリックします。
クリックして、リンク先で「Username」と「Password」を入力して「Log In」ボタンをクリックしたら登録完了です。
DockerをインストールするOS環境について
今回インストールするOS環境は「Windows10 64bit Home」です。
2020.1.13現在、Dockerの公式HPでは、以下のように「Docker Desktop」のインストールが最初に紹介されています。こちらをインストールするには「Microsoft Hyper-V」が標準装備されている「Windows10 64bit Pro」or「Enterprise」or「Education」のOS環境が必須となります。
「Windows10 Home」では、「Windows10 Pro」に搭載されている「Microsoft Hyper-V」がありませんので「Docker Desktop」はインストールすることができません。試しにインストールしてみると以下のような画面ができて、インストールは失敗に終わります。
Dockerをインストールしてみよう!
というわけで、先ほどのサイトのサイドバーで、以下の「Superseded Products and tools(廃止された製品とツール)」→「Docker Toolbox(legacy)」→「install Toolbox on Windows」をクリックします。
で、そこから少し下にスクロールすると、以下の「Toolbox Releases」というリンクが見つかるので、クリックします。
クリックすると、以下の「GitHub」のサイトにとばされます。そこで、最新の「Docker Toolbox」をダウンロードします。2020.1.13現在の最新版は「v19.03.1」のようです。
ダウンロードし、実行すると、以下のように画面が移り、インストールが完了します。特に変更するところはありませんので、そのまま「Next」を押し続けて大丈夫です。
上の画面が出たら「インストール」を選びましょう。
上の画面が出たら、インストールが無事完了です。
Dockerを起動させて初期設定する
インストールが完了したらデスクトップに3つのアイコンが増えています。
「Docker Quickstart Terminal」アイコンをクリックして起動させてみましょう。すると以下のようなCUI画面が出てきます。別に恐れることはありません。私はこの画面が出ると、むしろプロっぽくなるので好きです。
で、以下のようにクジラさんの絵が出てきたら、無事起動できた合図です。
まずは、インストールされたDockerのバージョンを確認してみましょう。コマンドは以下です。
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$ docker -v |
上のように表示されれば正解です!ちなみに、一度入力したコマンドは、アプリが終了されるまでは矢印キーの↑↓で呼び出せるのです。便利なんで覚えておいてね。
次は、動作確認です。以下のコマンドを入力してみましょう。
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$ docker run hello-world |
上のように表示されていれば成功です。
次は、以下のコマンドを実行してみましょう。「ubuntu」っていうOSを起動させてね。「-it」は「画面に作業結果とか出力してね」みたいな意味。
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$ docker run -it ubuntu bash |
上のようになれば実行完了。下のコマンドを使って、コンテナを確認します。「-a」は「停止しているコンテナも全部見せて!」。「ps」だけだと動いているコンテナだけ見れます。
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$ docker ps -a |
上のように、「hello-world」と「ubuntu」というコンテナが動いているよ!ってわかります。
次は最初に作成したIDとパスワードで「ログイン」します。これにより、「DockerHub」というOSやアプリケーションのイメージを公開したサイトにアクセスして自由に利用できるようになります。
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$ docker login $ username:{hogehoge} $ password:{hogekogehoge} ※{}内には、自分で設定したusernameとpasswordが入ります。 |
WARNING!で、所定の場所にパスワードが暗号化されずに保存されているよ!というようなことが言われているようです。ログインは無事完了です。
これで準備は整いました!あとはいろいろとインストールして楽しみましょう。それはまた別の機会に!
コンテナをきちんと停止させて終了
最後にDockerをストップさせて終了させましょう。終了の仕方は、以下のコマンドを実行。
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$ docker stop {コンテナID} |
コンテナがストップしたかどうかを確認します。以下のように「states」の欄が「exited」になっていれば、コンテナがストップしています。
最後に以下のコードを入力して正常終了となります。
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$ exit |
※何度かコンテナをストップさせずに終了させましたが、まぁ、大丈夫でした。でも、作法通りにキチンとストップさせてから終了しておきましょうね。
では、本日も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!